突然ですけど子育てってほんと大変ですね。
私は今言葉を理解し始めてちょっと経つくらいの男児を育てているんですが、注意しないといけないことが本当に多くて。年末年始は子供とのエンカウント率が高いので、HPが削られまくりです。
家の中はまだいいんですが、問題は家の外です。
・信号が赤の時は止まる
・車が来たらよける
などの王道ルールから始まって、
・道路で寝ない
・他人の家の花壇をむしらない
・他人の家の花壇の石を取らない
・噴水に落ち葉を入れてはいけない
・排水溝にも落ち葉を入れてはいけない
・公園の花壇に入らない
・公園で遊んでいるほかの子のおもちゃは取らない
・滑り台は上から下に滑る
・お店の中では走らない
・お店の商品を触らないetc...
と、このように出かけるたびに3分に1回は注意しているので、本当にこの世に「こんなにもやってはいけないことがあったのか…」と思いしらされます。しかも言っても聞くとは限らないので、5回に4回は力業で引っぺがさないといけないんですよね。
あと確実にアウトな事だけではなく「これって注意したほうがいいんだっけ?」みたいなグレーな事もあるため、いつも頭がフル回転です。
例えば「公園で大声を出す」とか。大声を出すのはダメだけど、公園ならありだっけ?といった感じです。己の今までの倫理観が試されます。
そうこう考えている間に、今度は砂場の砂を他の場所に移植し始めたりします(これはアウト…ですよね?)。
ゲームでは生命値のHP、魔法値のMPなどがありますが、子育てにはこのように注意値(CP)があると思います。外出するとこのCPがみるみる削られていきます。
いつもこの子が大きくなるまでにあと何個ルールを教えないといけないんだろうか…と考えると「森羅万象」という単語が頭をよぎり、絶望感に襲われます。
そんな感じでCP値をすり減らしながら歩いていると、ヘリコプターや飛行機が飛んできて子供が毎回毎回「俺が世界で初めて見つけた!」と言わんばかりにお知らせしてくれます。これを「どうでもいいことお知らせ値(DP)」と言います。可愛くはありますが、あらゆる事でやられるのでHP、CPがさらに削られます。
そんな時に思い出すのがMartin Garrixのヘリコプターという曲です。3年連続で世界の人気DJランキング1位に入った人の曲です。
私は飛行機とかヘリコプターを見ると不安になっちゃうんですけど、この曲はその不安感をよく表現していると思います。
Martin Garrix & Firebeatz - Helicopter (Original Mix)
どうですか?けっこうヘリコプターの不安感を上手く表してると思いませんか。
ちなみにMartinがこの曲を作ったのは18歳の時です(共同作品ではありますが)。
こんなにもヘリコプターを表す曲が作れるなんでやっぱりマーティン天才だよなぁ…とかリアルヘリコプターを見ながら考えしまいます。
ではHPとCPが尽きかけているのでこの辺で。
おしまい